お彼岸について
ご先祖様を敬う大切な日
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多(はらみた)」からきたものといわれ、煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にある者が「六波羅密(ろくはらみつ)」の修行をすることで「悟りの世界」すなわち「彼岸(ひがん)」の境地へ到達することが出来るというものです。
太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をすることで極楽浄土へ行くことが出来ると考えられています。
お彼岸は日本独自の風習ですが「彼岸」という言葉は仏教用語で此岸(この世)に対して、向こう岸つまり仏の世界という意味です。お彼岸は、ご先祖様を想い敬う先祖から受け継がれてきた大切な仏教行事です。
2020年春のお彼岸日程
◆彼岸入り:3月17日(火)
◆お 中 日:3月20日(金)春分の日
◆彼岸明け:3月23日(月)